離乳食相談とは

離乳食相談とは

赤ちゃんの食事に関しては、生後間もなくは母乳もしくは粉ミルクなどの人工乳による乳汁栄養となります。この乳汁栄養から幼児食(大人の食事に移行していくとされる準備期間)へと変わっていく段階が離乳で、その際に与えられるとされる食事が離乳食となります。当クリニックでは、この離乳食に関する保護者の方からのご相談もお受けいたします。

離乳食を始める時期については個人差があります。多くは生後5~6ヵ月頃から始まり、1歳~1歳半頃までに終わるとされています。離乳食は成長に従って、初期(生後5~6ヵ月頃)、中期(生後7~8ヵ月頃)、後期(生後9~11ヵ月頃)、完了期(生後12~18ヵ月頃)の4つに区分されます。離乳食に移行する利点としては、咀嚼する能力が得られる、母乳では摂取できない栄養を補給できる、あれ食べたい等の摂食行動を育てるといったことがあります。

いずれにしても、それぞれの発育の状況に合わせて、各々のペースで進めていくことが大切ですが、移行にあたって不安なことがいろいろあるとされる保護者の方は、遠慮なくお問い合わせください。

主に以下のようなご質問を受けることが多いです。

  • 離乳食をどのように進めていけばよいかわからない。
  • 乳幼児に対する水分補給の間隔がうまくつかめない。
  • 偏食の傾向があるようで悩んでいる。
  • (離乳食を)食べながらの指しゃぶりを何とかしたい
  • 噛まずに丸呑みするのを改善させたい
  • 子どもの歯ぎしりが気になって仕方がない など