発達相談とは
発達には、運動の発達、精神の発達などがあります。運動については、さらに粗大運動、微細運動に分かれます。前者は、座る、走る、歩くなど、身体全体を駆使してバランスをとる運動ということになります。この場合の発達過程としては、3~4ヵ月で首がすわり、生後6ヶ月ほどで寝返り、8ヵ月でおすわり、1歳2ヵ月程度で一人歩きという過程を踏むようになります。また後者は、手先等の細かい運動のことを言います。例えば、生後3ヵ月程度でガラガラを握る、9ヵ月程度で親指と他の指を使って物を挟んで持つ、1歳半で積み木を数個程度積めるようになります。
発達について、心配なことがあるという保護者の方はお気軽にご相談ください。
精神の発達に関しては、言語、社会性、生活習慣行動等があります。言語では、生後2~4ヵ月で「アー」「ウー」などの言葉を発し、生後5ヵ月を過ぎる頃には喃語(「ばぶばぶ」等)を話すようになります。また1歳を過ぎた頃には、「わんわん」等の1語を話すとされ、1歳半くらいになると3~10語は話すとされています。2歳になる頃には2語文(まんま、食べる 等)を話すようになります。社会性に関しては、生後2~4ヵ月程度であやすと笑う、生後半年程度で人見知りをする、生後9ヵ月程度で名前を呼ぶと反応する、1歳半頃になると、ものまねをするとされています。生活習慣行動につきましては、生後8ヵ月程度で哺乳瓶を持とうとする、1歳前後でコップを持って水を飲む、1歳半でスプーンを使うといった発達段階がみられるとされています。
なお上記で挙げたのは、あくまで平均的なものです。発達の進み具合は、人それぞれです。早い子もいれば、ゆっくりという子もいます。個人差があることも多く、一緒に見守らせてもらいたいと思います。気軽にご相談いただければと思います。具体的には、以下のような相談例があります。お気軽にお問い合わせください。
- 体重が増えない、増えすぎる
- ゲップしない
- 頻回授乳で眠れない
- 向きぐせが気になる
- 反り返ってしまう
- 言葉の発達が遅れている気がする
- 集団で行動するのが苦手にみえる 等