ワクチンデビューは生後2か月のお誕生日に!
予防接種は、ワクチンで防ぐことのできる病気や感染症(VPD:Vaccine Preventable Disease)を予防するために行います。
赤ちゃんは感染症に対する免疫機能がまだ十分に整っておらず、軽い病気でも感染すると重症化しやすい傾向があるため、予防接種が始まる生後2か月からのワクチン接種がとても大事です。
特に初めての赤ちゃんの場合、ワクチンの種類や副作用、予防接種のスケジュールなどが分からず、不安な気持ちを抱えてしまうことも多いと思います。
そんな時は、赤ちゃんの専門家がいる当クリニックまでお気軽にご相談いただければと思います。
周産期専門医(新生児)である院長が、予防接種について分かりやすく丁寧に説明いたします。
赤ちゃんの小さな変化にも気づき、細心の注意を払いながらワクチン接種を進めていきますので、初めての予防接種もどうぞ安心してお任せください。
予防接種のご予約・ご相談
当クリニックでは、安心して赤ちゃんのワクチン接種が進められるようサポートいたします。
ご予約・ご相談を希望される方は、WEB予約ボタンからご予約ください。
- 予防接種は3営業日先~1ヶ月先まで時間予約が可能です。(例:木曜日の予約は直前の月曜日まで予約可能です。)
- 草津・栗東・守山・野洲以外にお住まいの方は、事前に手続きが必要になります。ご説明させて頂きますので、077-551-3131までご連絡ください。
予防接種の準備について
当日の持ち物
- 診察券(※初診の方はご来院時に発行いたします)
- 予防接種予診票(接種券)
- 母子手帳
- 健康保険証/マイナンバーカード
- 各種医療券(マル福など)
※受診の際は赤ちゃんの着替えやおむつ、ミルクなどの準備もしておくと安心です。
ご来院前にすること
赤ちゃんの体調確認
当日の朝は赤ちゃんの体調に変わったところがないか確認しましょう。
また、必ず体温を測りましょう。
もし体温が37.5℃を超えていると予防接種が実施できない可能性がありますが、その場合は当クリニックまでご連絡ください。
授乳について
ご来院いただく30分前までに授乳を済ませておくようお願いします。
ロタウイルスワクチンは口から接種するワクチンのため、もしも服用直後に戻してしまうと接種がやり直しになることがあります。
予診票について
予診票は事前にお渡しできます。ご都合の良い時間にご来院ください。
ご自宅であらかじめ記入いただくことで、当日の待ち時間が短縮できます。
クリニックに到着したら
予防接種を受けに来た旨を受付にお伝えください。
また、予防接種予診票と母子手帳、健康保険証等をお渡しください。
接種後の流れ
予防接種後は重大な副反応(アナフィラキシー)が生じないか、院内でしばらく経過を観察します。
万が一赤ちゃんが嘔吐した場合に副反応の症状かどうかを見分けるため、ミルクは接種後30分以上経過してからあげるようにしてください。
特に異変がなければ、お会計をして帰宅となります。
帰宅後の過ごし方
赤ちゃんの体調が安定していればお風呂に入れても大丈夫です。
接種箇所を強く擦らないように気を付け、長湯は避けてください。
発熱などの症状やじんましんや発疹が出ていないか、息が荒かったり苦しそうにしていないかなど、赤ちゃんの体調の変化に注意し、万が一いつもと様子が違うようなことがあれば、当クリニックまでご連絡ください。
予防接種はスケジュール管理がカギ
予防接種はワクチンごとに決まった時期に、適切な間隔をあけて接種する必要があります。
たとえば、生後2か月からはB型肝炎、ロタウイルス、肺炎球菌、5種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ・ヒブ)のワクチンがスタートします。
また、生後6か月までに接種するワクチンは6~7種類あります。
多数のワクチンを1本ずつ接種することも可能ですが、通院回数が増えることでご家族や赤ちゃんの負担になってしまう、接種が遅れがちになってしまう、といったデメリットがあります。
そのため、日本小児科学会では一度に複数のワクチンを接種する同時接種を推奨しています。
同時接種と単独接種ではワクチンの有効性や副反応に差はなく、予防接種スケジュールを立てやすくなり、接種忘れもなくなるため、効果的な手法です。
当クリニックではお子さん一人一人に適した予防接種スケジュール管理をいたします。どうぞ安心してご相談ください。
参考:Know VPD!
ワクチンの種類やスケジュールについては、以下のサイトもご参考にしてください。
なぜ生後2か月からの予防接種が必要なの?
お母さんからの免疫は徐々に弱まってしまう
赤ちゃんは生まれた瞬間から、お母さんの免疫がその体を守っています。
しかし、この免疫の効果はずっと続くものではなく、生後2か月ごろから徐々に弱まっていき、生後6か月ごろにはなくなってしまいます。
お母さんからの免疫力の代わりに、大切な赤ちゃんの健康を守ってくれるのがワクチンです。
病気にかかりやすい時期になる前に、あらかじめワクチンで十分な免疫をつけておくことが大切です。
早期のワクチン接種で赤ちゃんを感染症から守る
感染症の中には、赤ちゃんが早期に感染してしまうリスクが高いものがあり、例えばB型肝炎や肺炎球菌などがあります。
これらの感染症は重症化しやすく、時には入院や長期間の治療が必要になってしまう場合もあります。
生後2か月という早い段階から予防接種を開始することで、感染症にかかるリスクを減らし、安心して成長を見守ることができます。
予防接種のご予約・ご相談
当クリニックでは、安心して赤ちゃんのワクチン接種が進められるようサポートいたします。
ご予約・ご相談を希望される方は、WEB予約ボタンからご予約ください。
- 予防接種は3営業日先~1ヶ月先まで時間予約が可能です。(例:木曜日の予約は直前の月曜日まで予約可能です。)
- 草津・栗東・守山・野洲以外にお住まいの方は、事前に手続きが必要になります。ご説明させて頂きますので、077-551-3131までご連絡ください。